いい部屋さがしのコツ>キッチンとリビングに潜む数字のマジック？

２ＤＫ以上の物件ではキッチンとリビングが分かれている部屋もありますが、ここにも落とし穴というか、販売する側の戦略があります。

キッチンが４．５帖でリビングが１２帖だった場合、分けて書くよりＬＤＫ16.5帖大と書くほうが広く見えますよね。でもウソではないので違法ではありません。

リビングの広さを重視される方は多いということを見越してのことです。

キッチンとリビングを繋ぐ通路も当然、１６．５帖に含まれています。柱の出っ張りも壁の真ん中からの計算ですから、これも広さのなかに入ります。

通路や柱の出っ張りは結構面積をくいますので、通路部分などを差し引いたら、ＬＤは１５帖もなかったなんてことはざらにあるのです。

部屋を決める場合には、「7つ道具」の巻尺や、今すんでいる大きな家具（ソファ、テーブルなど）のサイズを手帳に書き込んでいってチェックするようにしましょう。

このように図面の帖数だけで間取りを判断するのではなく、有効に使える部分を検討することが大切です。

よく新聞で見かける分譲マンションの広告チラシにも間取り図が載っています見るのはただですから、土日に一度モデルルームを見学してみるのもいいですよ。いつかは分譲マンション、という気持ちになります。

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